設計監理(設計や施工の風景) 2017.3.6
説明する看板
少し前に南京町にある天福茗茶さんの看板をデザインさせていただきました。
1F天福茗茶(中国茶葉・茶器の販売、テイクアウト)
2F陸羽茶藝館(中国茶のカフェ)
実は間取りが少し変わっていて2Fのカフェへ行くには、1Fのお店の中にある奥のエレベーターに乗る必要があります。
2Fカフェへの案内看板はあるのですが、初めて来られるお客様は不安があったり、どこから2Fへ行けばいいのか迷われるという方が多いようでした。
<近くで見るとこんな感じです>
お店の名前は大きくしっかり書かれ、テーマカラーも入っている、エレベーターまでの案内もあるし、2Fがカフェだという説明も書かれている。情報はしっかり入っているので丁寧な看板だと思いましたが、2Fへの導線の悩みを解消できていないのでデザインを変えさせていただきました。
今回のデザインは、
伝えたい内容は絞って簡潔にする。
お店の立地などを考えた上で色などのデザインをする。
何を伝えたいのか、看板の役割をはっきりしておく。
今ある他の看板との組み合わせで内容を考える。(他の看板も多かったので、後に整備もしていただきました)
などを意識してオーナー様と打合せをさせていただき、完成いたしました。
たった一つの看板ですが、伝えたいことを変えるだけでイメージは大きく変わると思います。
最後に写真は撮り忘れましたが、陸羽茶藝館さんの杏仁豆腐は濃厚ですごくおいしかったです!中国茶器を使って淹れるお茶も香りを楽しみながら飲めるのでお勧めです。是非一度行ってみて下さい!
目立つ看板があるので迷わず入れると思います。笑
Client Information
ウェブサイト:天福茗茶