垂水で創作和食・寿司店の改装工事!
7月よりスタートしている、垂水で飲食店の改装工事。
ここも設計を担当させていただいております。
設備に関する事が主で、部分的な改装工事となるのですが床面積が約100坪と僕にとっては少し広めのお店。(;´Д`)ゼェゼェ
設計をする前段階の現地調査のときは、汗を噴きだしながら寸法を測ったり、設備機器を確認したりしました、、、笑
(この広さになってくると一つ一つ把握するのが大変。。)
今回の工事で一番大きな目的は「厨房の増設」。
新しいメニューやサービスを行うために機器の入れ替えや新設、厨房の面積を増やす設計をさせていただきました。
既存の厨房を調べたり、設備関係をある程度把握するだけでも大仕事。(;O;)汗
しかし、意匠的な部分だけでなく、ハード面にも携わらせていただけるのは設計として嬉しい限りです!
解体前は座敷となっていたスペース。
厨房を広げるために小上り、天井を解体いたしました。
(ドデカイ空調の配管の処理に大変そうですね。笑)
改装前のエントランス。
新しくなる厨房からの流れで、レジをこちらへ移設。
壁を開口しました。
(この壁が躯体じゃなくて良かったです。。。)
解体後は色々な事が発覚します。
壁や物がある時は中々気付けません。
今回はレジ部分の壁を取ったら、床の高さが全然違う。(-“-)
職人さんも不思議がっていました。笑
そんなことにも対応しながら現場は着々と進んでいくのです!
改装前のテーブル席。壁の向こう側はパントリー。
こちらもパントリーとの間仕切りを撤去し、壁を延長。
新しい事業に対応できるように厨房ラインを長くしました。
厨房の天井は塗装ですが、底目地仕上げにしています。
塗装の場合下地を突き付けで仕上ると、マンションの揺れやダクトの振動でクラックが入る可能性が高いのでm(__)m
より長く綺麗に使っていただくために仕上げ方も考えねばなりませんね。
改装前の大広間 座敷。
小上り部分のみ撤去。
床を全てフラットにする為、小上りは取りました。
解体の不思議で、床だけを撤去するだけでもすごい量のゴミが出るんです。(写真の両側)
今は捨てるのもお金が掛かるんですが、見た目以上にゴミが出るので余計に金額が高く感じてしまうんですよね~。
大きな部屋を腰壁と窓で間仕切り、これから建具が入ります。
床撤去後の柱や壁の補修をあの手この手で頑張っていただいました。(^-^;
既存の柱や梁と新規の巾木や枠などの色合せもバッチリしていただきました!
(染色塗装なので違和感出ないかドキドキしましたが、流石です!)
どんなに事前調査をしても、図面をどんなに描いても工事が進まないと分からない事は沢山あります。
少しでも予期せぬことが起きないように図面に記していく事が大切だと改めて感じました。
まだまだ工事は続くので設計監理、頑張ります。!(^^)!