神戸の店舗デザイン・設計 gio design(ジオデザイン)

神戸にある店舗デザイン・設計のgio design(ジオデザイン)。

IMAGINE

IMAGINE 2025.9.22

集いと遊びの場 ― Guesthouse

住まいではなく、人が集い、時にはひとり静かに過ごすための場所。

料理をし、語らい、風景を望み、庭で火を囲む。

この建物は、日常の外にひらかれた「集いと遊びの場」です。

 

FACADE』

直線的でシンプルなフォルムに、斜めのラインと間接照明をあしらった外観。

その光は意匠としての美しさを強調するだけでなく、

街灯の少ない地域において、周辺を照らす「安全の灯り」としても機能しています。

訪れる人を迎え入れると同時に、この町に住む人々に安心を届ける。

やがてこの光が、この建物が、町の小さなシンボルとなることを願ってデザインしました。

 

 

『ENTRANCE』

外から一歩踏み入れると斜めに切り込まれた壁や素材感のコントラストが、非日常の入り口を演出します。

ここはオーナーの「住まい」ではなく、人が集まり、過ごすために設けられた場所。

玄関はその象徴として、訪れる人に「特別な時間の始まり」を予感させる役割を持たせています。

 

 

『KITCHEN』

2階はキッチンとリビングをひとつにつなげた広い空間。

中央に配したアイランドキッチンは、人が自然に集まり、料理と会話を同時に楽しめる場です。

友人同士が料理をシェアしながら語らう時間、家族が集まって過ごす時間。

その周囲には、思い思いに過ごせるリビングスペースが広がっている。

 

 

『LIVING SPACE』

大きなFIX窓からは春になると桜並木が一面に広がり、まるで室内に季節が流れ込むかのよう。

家具や収納を低めに抑えることで視線を遮らず、景色そのものを主役にしました。

桜を背景に語らう時間もあれば、ひとり静かに腰を掛け、心を整える時間もある。

この空間は、にぎわいも静けさも、どちらも受け止めてくれる場となっています。

 

 

この建物は「住まう」ためではなく、「集い」「遊び」「ひとりの時間」を楽しむために生まれました。

訪れる人にとっては非日常を感じられる サードプレイス に、 オーナーにとっては人とのつながりを紡ぐ場に。

集いと遊びの場としてのゲストハウスは、 さまざまな人と時間を迎え入れ、これからも特別な瞬間をつくり続けていく。

 

 

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