神戸の店舗デザイン・設計 gio design(ジオデザイン)

神戸にある店舗デザイン・設計のgio design(ジオデザイン)。

IMAGINE

IMAGINE 2018.3.16

「間」をとる和の空間 ― Restaurant

どれも同じように配列された商店街の一角にあるスケルトンの区画。

他の店舗は当たり前のように通路に面して入口を設けている。

理由は様々だと思いますが、一つは店内の面積を少しでも有効に使うためだと思います ―

今回のお店のスタイルは、和料理。

客単価の設定は周辺のお店より少し高めという。

ファサードはサービス、料理内容やターゲット層をしっかりと意識したデザインを施しました。

他との差別化を図るため、入口をセットバックし店内に入るまでの「間」を感じてもらえるように設計しています。

【店内カウンター イメージパース】

入口を入るとカウンター席となっています。

カウンターから見えるオープンキッチンは料理人のライブ感を楽しめるようなレイアウトにしており、背面にはタイルの貼られたアクセント壁とディスプレイで、和の空間にスタイリッシュさを与えています。

席に座った時の落ち着きをイメージした色合いと照明デザインを大切にしました。

【店内座敷 イメージパース】

個室、16名ほどの団体にも対応できるようなスペースも確保し、どちらにも空間を変形できるような間仕切り方を提案。

又、車椅子にも対応できるよう一つはテーブル席に、尚且つ座敷と視線が合うように椅子と座敷の高さも調整。

見た目の意匠性のみに意識を置くのではなく、ターゲット層を意識し、どういったサービスに空間を対応させるかをしっかりとイメージすることが大切なのではないかと考えています。

「間」を持たせた空間、スタイリッシュな和の店舗デザインをお考えの方は、ジオデザインまでお問合せ下さい。


Items

  • 大谷石 粗目挽き仕上げ

    ファサードの壁に使用しています。
    和の雰囲気を感じさせ、空間に重厚さを与えます。

  • ニヤトー クリア塗装

    壁や柱、建具など店内全体に使用している木材です。
    細い木目でクリア塗装をした時の濃淡がとても綺麗で繊細さを感じさせます。

  • リブレイド タイル

    店内 オープンキッチン背面に使用している、細く先の尖ったシャープなタイル。
    照明の光を受けてできる陰影が印象的で、空間を更に引き締める。
    DINAONE:DN-R/BLD-4

  • ジョリパット ゆず肌仕上げ

    店内 全体の壁面に使用しています。
    個性ある他の素材を活かすためシンプルな仕上げとしていますが、しっかりと和の空気感を保つ役割を果たす質感のある素材です。
    AICA:ジョリパット JP-100 ゆず肌

  • 玄路 タイル

    店内 カウンター席の床に使用しているタイルです。
    入口からの流れやキッチン部分とのバランスを考えた組み合わせ。
    玄昌石に似た風合い、品格のある床を感じさせます。
    Maruei:GS-15

  • 簾 こもれ

    店内 座敷で使用している簾です。
    シンプルでプライバシーが保たれつつ、ほどよい透け感のあるデザイン。
    井上スダレ:KM-22

  • 椅子

    店内で使用している椅子です。
    和風色の強いイメージの椅子を避け、木の素材を活かせているモダンなデザインの椅子を選定しました。
    PUBLIC:カリラ

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PROJECT

gio designが取り組んでいるプロジェクトのご紹介。

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