紙から飛び出たリアルな家具
家具メーカー㈱キノシタさんのブランド「ABORD― アボール ―」が展示会を開催しているという事で行ってきました!
場所は南船場にある「オーガニックスペース 」という所のB1F。
ビル内にあるレトロなエレベーターに乗るとレトロなボタンが出現。
「味があって良いなぁ~」とか思いながら降りると
【展示会へお越しの方は1Fの入口へ】的な看板が。
こーゆう時はいつも間違えるワタクシ。いつも通りのミスやなと考えながら、また同じレトロなエレベーターとボタン。
「味があって良いなぁ~」とか思いながら降り、地下への入口を探して数分。。。
ビル周辺でいつも通りの迷子。(゚ー゚;A汗
たまたまスタッフの方達が入口のところに居たので、何とか到着!笑
ドアを開けると外観からはイメージできない、カッコいい空間が。w(゚o゚)w
(ここはレンタルスペースみたいですね。)
こだわってるな~。
そして、展示スペースに到着。
今回のコンセプトは「紙(カタログ)から飛び出したリアルな家具」
それを表現する為に紙の上で家具を展示しているのだそう。
いつもはカタログでしか見れない家具を目で見て触り、感じてもらいたいとの想いがあるようです。
(聞き間違えていたら、すみません!)
スタッフの方は、そのようなコンセプトがあるという事実を展示会当日の朝に知らされたと言っていました。笑
さて、僕もコンセプトで語られていた「目で見て触り、感じる」経験は大切だと日々思っているのでここに来たわけです。
色んなクライアントに提案するにはデザインなど見た目だけではなく、
実際のサイズ感、座面の高さや幅、クッションの堅さ、背もたれの角度、塗装の色、重さなどなど、、、、、
全てを知ることは難しいですが、少しでも多くの情報を得た上で提案していく事が責任だと思っています。
という事で、、、、
新製品の椅子たちを片っ端から座らせていただきました!笑
せっかく綺麗に展示していたのに、いきなりグチャグチャにしちゃってすみませんでした。m(_ _)m
Machiya ―マチヤ―
大分ゆったりと座れる和風なデザインでした。背中にクッションが無いと少ししんどいかもですね!
縦格子で透けているので、サイズが大きいわりに圧迫感はあまり感じませんでした。
Muku ―ムク―
見たことない、可愛いデザインですね!底面の木部分は名前の通り無垢なので、シンプルなスツールですが重厚さを感じます。
持ってみるとマジで重いです(゚ー゚;A
Kabu ―カブ―
これも面白いデザインですね!切株をモチーフにしたスツール。
座面に貼られている年輪突板が良い風合いを出していました。(^^)
Blinker ―ブリンカー―
包まれましたね!座った瞬間包まれました!!
背中の曲面部分が頭部を包んでくれる安心感。座り心地も良く、何故か周りが気にならない。w|;゚ロ゚|w
プライベートな空間をこれ一つで作れそうだ!
クリニックの待合いとかにも良いかもね。
Contour ―コンター―
意外と個人的に一番気に入ったのは、このシリーズのカウンターチェアかもしれない。
カウンターにこのデザインが並んでたら面白いかも。
座面は1本1本曲げの角度が違うので、座った時のフィット感がすごく良かった!
僕はクッション要らない派ですね!でも、お店などで使うときはあった方が良いんでしょう。(;^_^A
パイプが少し太めなので、安っぽさも全然感じませんでしたよ。(/・0・)
トレペに文字が印刷されている。。。好きやわぁ~。笑
Genova ―ジェノヴァ―
屋外用のソファ。このメーカーさんの人工ラタンは、耐久性に優れているみたいです!
触った感じは人工ラタンが「柔らかい」イメージでした。ちょっとびっくり。
実際見てみないと伝わりにくいのですが、他のメーカーさんの人口ラタンとは違う感じがしますね!
クッションも屋外用で、ファブリックの色褪せ6年間保証だって!?スゲー自信やな。(」゚ロ゚)」
これに関しては、後日メーカーさんに確認しておこう。笑
Vila ―ヴィラ―
。。。すみません!どんな感じだったか忘れちゃいました。m(_ _)m汗
ウレタン部分はフッカフカというよりは、座った時にしっかりとお尻を支えてくれるという感じだったような気がします!
どんなデザインにも合わせやすそうなソファだなと思いました。
普通にカッコ良かったです。(^^)
色々とお話を聞かせていただいて本当に有難うございました!
ここでは書けていない細部までにこだわりを持ち、製作している椅子の話しはとても楽しかったです。
また次回の展示会があれば行かせていただきたいと思います!
帰り道、、、たまたま通ったこのドレスショップ
遠目からパッと見た感じが、木で作られている様に見えたので「おぉー!!」と近くまで見学に。
木じゃなかったんです。(・・;)
おそらくエイジング塗装。(間違ってたらゴメンナサイ。)結構大変やったんやろうな~。
刷毛跡みたいな出し方がメッチャ僕の好みでした!
こーゆう表現は口では伝えられないので、仕上げ方が難しいですよね~。。
最後に寄り道したのはココ。
心斎橋にあるHARRY WINSTON。(もちろん外観を見ただけ。笑)
知り合いの施工屋さんから何年か前に
「心斎橋のHARRY WINSTONは見てみ。結構すごいで。」と言われたのを思い出したので来てみました。
(その方が何かを褒めているのは非常に珍しかったので、ずっと気になっていたのです。)
入口のドアだけでも圧倒されますが、壁面のパネルはもう「なにコレ!?」状態ですね。
この形状とこのサイズ感ヤバくないですか??
この立体的な形状がすごいですね。
どうやって作ったのだろう。。。(・・;)
ググーーッと近づいて。。。
鉄板 ぶ厚っ!!何ミリあんねん!!ようこんなに曲げれたな!!
更にググーーッと近づいて。。。
フムフム、、、鉄骨に引掛けてる感じかな??そりゃそーか。。。
もうちょい奥が見たい、、、、、、、無理ですね。。(-。-;)
この塗装もメッチャ渋いなー。やっぱ、スーパーブランドはレベルが違いますな。。
それにしても、、
こんな大きくて分厚い鉄板を3次元で曲げてるのに、隣同士の模様がほぼ合ってる所がホンマに凄いな。。
デザイナーもどうやってこのイメージを伝えてるんだろうか。。。o(´^`)o
あの上の方なんかどうやってこのパネル取付たんやろ。。。足場に重機に、、、何人掛かりや!?!?
いやー素晴らしい仕事です。
レベルの高いお仕事を拝見するのは良い刺激を受けますね!щ(▼ロ▼щ)
明日からまた頑張ろう!