
大阪・関西万博2025|イタリア館、正直ここまで感動するとは。
「万博に行くなら“イタリア館”は外せない!?」
何度か足を運んでいる大阪・関西万博2025。
その中でも「イタリア館」は、絶対に見ておきたいと思って並びました。
夕方の時間帯に行ったので比較的スムーズに入れたのもラッキーでした。
外から見える円型の造形物は、どこかコロッセオ思わせるデザインで、すでにイタリアらしさが全開ですね。(^^)
伝統と現代的な構成が融合していて、期待が高まります。
「木製飛行機の骨格復元」にいきなり心を掴まれる
展示エリアに入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、木製飛行機の骨格模型。
大正時代に実際に「ローマ〜東京」を飛行した機体の復元だそうで、
見た目は繊細なのに、当時これが本当に空を飛んだのか…と驚きました。
まさに命を懸けた旅やん。。。
これを操縦して日本まで来たパイロットは、まさに英雄ですね。
「ファルネーゼのアトラス」これを見ずに帰るなかれ
そして、イタリア館で最も楽しみにしていた「ファルネーゼのアトラス」
約1800年前に作られた大理石の彫刻。
筋肉の収縮、踏ん張る足、血管の浮き出しまでがリアルに表現されています。
しかも、2トン超という重量のこの像が海を越えて日本へ。
「これを見るために来た」と言ってもいいほどの圧倒的存在感でした。
大理石でこんな表現できるのか!っと若干興奮気味で写真を撮りまくり、、、
後ろ姿!マントのような布が自然と垂れ下がっている。
天球儀を支える腕には力がグッと入り、血管までも浮き出ているリアルさ。
そして150年というはるか昔には星座という概念があり、それが描かれている。
時代を超えて目の前で直接見れるというのは感動的でした。
見よ!この踏ん張っている筋肉の感じを。もう凄すぎですよね。
・・・・なんか、体の中心部分をアップにしすぎたか、、、、苦笑
必死になりすぎて、意図してないアングルに。。。_(._.)_
それほど造形が緻密で、どこを切り取っても見応えありました。
レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチに震える
展示の一角には、ダ・ヴィンチの手描きスケッチも。
構造物の仕組みや歯車の噛み合わせなどが全て手書きで書かれている。
しかも驚くほど細かく。
芸術と科学を同時に追いかけていた彼の天才性をまざまざと感じました。
ガラス越しに未来を感じた演出も
驚いたのは、透明パネルがタッチ操作できるインタラクティブな展示。
映像と連動して操作できるUIは、まるでSF映画のよう。
イタリア館は古代彫刻など“歴史”の展示だけでなく、“未来”も感じさせてくれる。
「空間の構成」「素材の選び方」「展示の緩急と体験のバランス」がとても巧みであるパビリオンでした。
【おまけ】モンスターハンター、ちょっとだけ没入してきました
最後に、没入空間「モンスターハンターブリッジ」にも行ってきました。
360度映像、音響、振動する床、ARデバイスでモンスターハンターの世界を楽しむというもの。
コンテンツが始まり、モンスターが現れ、大音響とともに床が揺れて、、、
すみません、まったく没入できない(笑)
ただただ「ARデバイスで映像を見ている」という感じでした。(^^;
でも、隣にいた若い男性は声を出してモンスターと戦っていたんですよ。
その男性メッチャ没入してた。
その人の友人も「えぇ、、嘘やん」とビックリしてたのが面白かったです。
どうやら没入するには、技術的な話ではなく、気持ちの問題だったのかもしれない。笑
エンターテイメントの最先端を見た。というお話しでした。(__)
【デザイン実績】