
「いやいや、空配管どんだけあるねん。」——歯科医院の床下って、実はすごい
歯科医院の内装設計で必ず出てくる話が、LAN配線の確保。
デンタルチェアのそばにPCを置くのは当たり前。
レントゲン、電子カルテ、受付との連携—— 院内ネットワークも当然重要です。
自然とLANケーブルもたくさん必要になるわけですが、床に露出で這わせるわけにはいきません。
見えないけど、大事な「空配管」
そこで出てくるのが、“空配管”という存在。
簡単に言うと「後からLANケーブルを通せるように、あらかじめ仕込んでおく配管」です。
一見地味ですが、これがあるかないかでその後のメンテナンス性などが大きく変わります。
そしてチェアの数が多いと——こうなります。
いや、どんだけ空配管あるねん。笑
まるで空配管のジャングル。(オレンジ色の配管)
つい笑ってしまうほどの量です。
でもこれ、全部ちゃんと目的があって敷かれていますよ。
床がふさがれてしまえば、あとからやり直せない。
だからこそ、今のうちにちゃんとやっておく。
空間作りにはこういう裏側があります。(^^)
【過去の歯科医院デザイン実績】