神戸の店舗デザイン・設計 gio design(ジオデザイン)

神戸にある店舗デザイン・設計のgio design(ジオデザイン)。

ジオデザインのメモ書き

設計の視点 2025.9.24

お店の印象はサインで決まる!種類と特徴をまとめました

お店の顔となるサイン。

一言に「サイン」と言っても、実はいろんな種類があります。

今回は、実際に施工した事例を交えながら代表的なサインをご紹介します。

 

 

 

1.切り文字サイン

 

素材はステンレス・ヘアーライン仕上げ。

厚みは3mmあり、重厚感たっぷり。

これだけ厚みがあると陰影が深く出て、より上品な印象になります。

1mm厚みを変えることで、見え方が大きく変わるのもポイント。

(色んな厚みのものを見比べてみてください。)

迫力や存在感を出したい場合には、ステンレスの切り文字は有効です。(^^)

 

 

2.ABS sign

 

次に、ABS sign(メーカー/株式会社オミノ)です。

ABS樹脂を加工した切り文字サイン。

 

写真ではわかりにくいですが、15°テーパーカットされています。

底面に厚みを持たせつつ、先端に向かって細くなるため、繊細なロゴ表現に適しています。

今回の例では「鉄サビ塗装」を特注で白に変更。

ザラザラした質感を残し、お店の雰囲気に合わせたデザインにしています。

 

 

3.バックリットサイン

 

箱文字を壁から少し浮かせ、その背面から光を放つタイプ。

昼間は厚みのある浮き文字のイメージ。

 

日が落ちると背面光が強調され、文字が浮かび上がる。

時間帯で表情が変わるのが魅力です。

夜営業の店舗や、暗くなると存在感を出したい場所に向いています。

 

 

4.ペイントサイン

また、バックリットサインの横にあるのはペイントサインです。

職人さんが手描きで壁に直接描いています。

壁面の素材をそのまま活かせるため、雰囲気に馴染みやすく「味わい」が出ます。

 

機械では出せないゆらぎや筆のタッチは、カフェや雑貨店などにピッタリ。

上の写真のように、美容室のメニューやロゴを描いて「世界観を伝えるツール」としても効果的です。

 

 

5.行灯サイン

 

とにかく「目立たせたい」ならこれ。

内部に照明を仕込み、面全体を発光させるサイン。

光が強いので、視線は行きやすいです。

 

内部にはぎっしりとLEDモジュールを配置。

面に影が出ないように配列されています。

 

 

6.プロジェクションサイン

 

ちょっと変わった、ロゴをスポットライトで投影するタイプ。

夜の歩道に光のサインが浮かぶので、居酒屋など夜営業のお店にピッタリです。

足元にサインが出るので意外と気付きやすく、インパクトがあります。

人は意外と足元を見ています。(__)笑

 

 

7.提灯サイン

 

最後は、提灯をフレームに並べ、光をためるように配置したサイン。

壁面全体を目立たせました。

遠くからでも「あれは何だ?」と視線を集めます。

提灯もこんな使い方が出来るというご紹介。

 

ただしデメリットも…。

提灯の数が多いとランプ切れの交換が大変です。_(._.)_

それを了承いただいた上でやるか、もっと数を減らすか、手の届く範囲で表現するのか…..

その辺りは、よく話し合って作りましょう。(^^)

 

 

サインについて、ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

 

 

 

 

【その他サインのデザイン実績】

 

cafe Pigna メニューサイン

 

 

 

 


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  • IMAGINE

    gio designが考えるデザイン。gio designが表現するスタイルのご提案。

  • remodeプロジェクト

    株式会社モード・ナカムラとの共同プロジェクト「ReMODE(リモード)」。

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