神戸の店舗デザイン・設計 gio design(ジオデザイン)

神戸にある店舗デザイン・設計のgio design(ジオデザイン)。

ジオデザインのメモ書き

設計の視点 2025.10.20

「パースと実物、どれだけ違う?」完成写真で見比べてみました。

店舗デザインの打ち合わせの中で、

「イメージパースって綺麗だけど、実際は違うってことないですか?」 と聞かれることがあります。

 

過去に「完成してみたら全然違った…」という経験をされた方も多いようです。

理由は色々で、 たとえば “パースを綺麗に見せようとしすぎて誇張している” ケースや、

“実際の現場では配管や梁の影響で設計通りいかない” など。

 

僕自身はありがたいことに、「イメージと違う」と言われたことはないのですが、

やはり施主としては「どんな仕上がりになるか」が一番気になるポイントだと思います。

 

ということで今回は、

実際の店舗とパースを並べて、 どのくらい差があるのかを見比べてみたいと思います。

 

 

 

【オカノ薬局 アスピア前店の例】

 

まずは、オカノ薬局 アスピア前店 ファサードのイメージパースです。

プレゼン時には、このパースを使いました。

 

 

そして、こちらが完成後の写真。

割と実物に近い形で表現できているのではないでしょうか。

(上階の方は現調せずにパースを作った為、スケール感は若干違いますが。 汗)

 

 

次に内装のイメージパースです。

実際に使う素材を確認しながら、パースに落とし込んでいきます。

 

 

そして、完成写真がこちら。

こうやって見比べると光の反射などがちょっと違いますね。(^^;

でも、「全然違うやん!」とまでは行かないと思っております。(__)笑

 

 

 

【あさひ行政書士法人 神戸オフィスの例】

 

次は、あさひ行政書士法人 神戸オフィスのイメージパース。

受付スペースのパースになります。

 

 

実際の完成写真がこちら。

パースでは、壁紙の模様を表現するのが少し難しかったですね。

こちらも光の当て方が甘いようです。(・.・;)笑

 

 

次に、応接室のイメージパース。

既存の床・天井や照明なども極力似た形で再現しています。

 

 

そして、完成写真です。

微妙な色の違いはあるのですが、その差は小さいかなと思います。

極力、イメージした完成の姿と実物のズレが起きないように気を付けています。

(現場では、斜めの壁を作るのに苦労されていましたが。( ゚Д゚))

 

 

 

【お惣菜・お弁当 ひろひろやの例】

 

次は、お惣菜・お弁当 ひろひろや のファサードパースです。

上で紹介した表現とは少し違い、この頃は手書き風なパースを書いていました。

少しのっぺりした感じですね。

 

 

これが完成写真。

夕方に撮影したため、壁の色味が少し分かりづらいですが、

全体の印象はしっかり表現できていると思います。。(^^)

 

 

続いて、店内のイメージパース。

久々に見返したので、個人的にはちょっと懐かしい気持ちです。笑

 

 

こちらが完成写真です。

手書き風パースは照明表現が難しいのですが、

それでも空間のイメージは十分伝わっていたのではないかと思います。

 

 

パースは「イメージを伝えるためのツール」ですが、

実際の素材や距離感まで意識して描くことで、完成形にかなり近づけることができます。

僕が大切にしていることは「きれいに見せる」ことよりも、「正しく伝える」こと。

クライアントに“完成後の空間をしっかり想像してもらえる”よう、心がけています。

 

ということで、ジオデザインのパースと実物の差はこんな感じでした。(^^)

 

 

 

 

 

【デザイン実績】

 

オカノ薬局 アスピア前店

 

 


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