
「パースと実物、どれだけ違う?」完成写真で見比べてみました。
店舗デザインの打ち合わせの中で、
「イメージパースって綺麗だけど、実際は違うってことないですか?」 と聞かれることがあります。
過去に「完成してみたら全然違った…」という経験をされた方も多いようです。
理由は色々で、 たとえば “パースを綺麗に見せようとしすぎて誇張している” ケースや、
“実際の現場では配管や梁の影響で設計通りいかない” など。
僕自身はありがたいことに、「イメージと違う」と言われたことはないのですが、
やはり施主としては「どんな仕上がりになるか」が一番気になるポイントだと思います。
ということで今回は、
実際の店舗とパースを並べて、 どのくらい差があるのかを見比べてみたいと思います。
【オカノ薬局 アスピア前店の例】
まずは、オカノ薬局 アスピア前店 ファサードのイメージパースです。
プレゼン時には、このパースを使いました。
そして、こちらが完成後の写真。
割と実物に近い形で表現できているのではないでしょうか。
(上階の方は現調せずにパースを作った為、スケール感は若干違いますが。 汗)
次に内装のイメージパースです。
実際に使う素材を確認しながら、パースに落とし込んでいきます。
そして、完成写真がこちら。
こうやって見比べると光の反射などがちょっと違いますね。(^^;
でも、「全然違うやん!」とまでは行かないと思っております。(__)笑
【あさひ行政書士法人 神戸オフィスの例】
次は、あさひ行政書士法人 神戸オフィスのイメージパース。
受付スペースのパースになります。
実際の完成写真がこちら。
パースでは、壁紙の模様を表現するのが少し難しかったですね。
こちらも光の当て方が甘いようです。(・.・;)笑
次に、応接室のイメージパース。
既存の床・天井や照明なども極力似た形で再現しています。
そして、完成写真です。
微妙な色の違いはあるのですが、その差は小さいかなと思います。
極力、イメージした完成の姿と実物のズレが起きないように気を付けています。
(現場では、斜めの壁を作るのに苦労されていましたが。( ゚Д゚))
【お惣菜・お弁当 ひろひろやの例】
次は、お惣菜・お弁当 ひろひろや のファサードパースです。
上で紹介した表現とは少し違い、この頃は手書き風なパースを書いていました。
少しのっぺりした感じですね。
これが完成写真。
夕方に撮影したため、壁の色味が少し分かりづらいですが、
全体の印象はしっかり表現できていると思います。。(^^)
続いて、店内のイメージパース。
久々に見返したので、個人的にはちょっと懐かしい気持ちです。笑
こちらが完成写真です。
手書き風パースは照明表現が難しいのですが、
それでも空間のイメージは十分伝わっていたのではないかと思います。
パースは「イメージを伝えるためのツール」ですが、
実際の素材や距離感まで意識して描くことで、完成形にかなり近づけることができます。
僕が大切にしていることは「きれいに見せる」ことよりも、「正しく伝える」こと。
クライアントに“完成後の空間をしっかり想像してもらえる”よう、心がけています。
ということで、ジオデザインのパースと実物の差はこんな感じでした。(^^)
【デザイン実績】



















