神戸の店舗デザイン・設計 gio design(ジオデザイン)

神戸にある店舗デザイン・設計のgio design(ジオデザイン)。

ジオデザインのメモ書き

設計の視点 2026.2.16

お店とキャッシュレスの話

皆さん、お店での支払いはキャッシュレスですか?

 

クレジットカード決済は既に普及していたと思いますが、コロナ禍をきっかけに電子マネーでの決済も一気に加速し、すっかり当たり前になった印象もあります。実際、僕自身も現金を出す機会はかなり減りました。

支払いは早いし、ポイントが付くこともある。電子決済の種類も増えて、選択肢が多いのはやはり便利です。

地域ごとの電子決済なども増えていて、申請や手続きがネットで完結するのも使う側からすると大きなメリットだと思います。そんなことを考えると、お客さん側から見たキャッシュレスのデメリットは、あまり感じませんよね。

 

一方で、最近のクライアントとの打ち合わせの中で、少し違う声を聞くようになりました。「キャッシュレスって、実は結構きついんですよね」と。理由は、決済手数料です。

1店舗だけであれば大きな負担に感じにくいかもしれませんが、店舗数が増えていくと各店舗ごとに数%ずつ引かれていく手数料は、確実に効いてきます。

特に最近は、

・物価の上昇

・人件費の高騰

(ダブルパンチですね)

こうした要因も重なり「商品価格に転嫁しても追いつかない」という話もよく聞きます。価格を上げすぎれば今度はお客さんが離れてしまう。

だからといってキャッシュレスをやめてしまうと、利便性が下がってしまう。続けるのも大変、やめるのも難しい。なかなか悩ましい状況だなと感じます。

 

キャッシュレス化には、決済端末などの初期導入費用やランニングコストもかかります。ただ一方でデジタル化が進んだ分、人手をかけなくて済む部分が出てくるのも事実です。そう考えると、単純に「コストが高い・安い」と割り切れる話でもなく、業態や規模によって感じ方は大きく変わるのだと思います。

飲食店なんかは、注文や支払いをデジタル化することで人件費を削減することも可能なので、24時間働いてくれることを考えると安いかもしれません。

 

そんな話を聞く機会があり色々と考えていると、ニュースで「脱キャッシュレス」を選択したスーパーの話を目にしました。決済手数料分を商品価格に反映し少しでも安く提供する、という考え方です。「なるほど!」と思う反面、キャッシュレスには人手不足を補う役割もあるので、一概にどちらが正解とは言い切れないな、とも感じました。(;´Д`)

 

今のところ、僕自身の中でも明確な答えは出ていません。ただ、店舗づくりを考える中で、キャッシュレスは「あるか・ないか」ではなく、どう付き合っていくかを考える時代になってきている気がします。内装やデザインだけでなく、運営やコスト、仕組みまで含めて考える。お店をつくるということは、そうした部分も含めて考えることなんだなと、改めて感じました。

 

 

 

【その他のメモ書き】

 

その工事、想像の3倍します ― 商業施設B工事の実話


 ブログ一覧 

PROJECT

gio designが取り組んでいるプロジェクトのご紹介。

  • IMAGINE

    gio designが考えるデザイン。gio designが表現するスタイルのご提案。

  • remodeプロジェクト

    株式会社モード・ナカムラとの共同プロジェクト「ReMODE(リモード)」。

  • TUMUGI PROJECT

    おいしい!が彩る、笑顔の時間をつむごう。TUMUGI PROJECT

ページのトップへ